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□    永遠に
ついさっき、ハリポタ最終巻を読み終えた…。
嗚咽が止まらない…!これ絶対明日目腫れてるわ。バイトなのに…!
ああダメだいくらでも泣ける。無理もう無理。
てことでネタバレありの感想いきます!
最終巻を読みながら、色々なことを考えてたんだけども。
フレッドが死んだり、ルーピンやトンクスが死んだり、ドビーが死んだり。
しかし私がここまで泣いてるのは奴のせいです。

スネイプ…!!
6巻を読んだ直後、スネイプを好きだと言えないと言った自分を殴りたい。

スネイプが死んだシーンは、実は全く泣きませんでした。あまりにもあっけなさ過ぎて。それにスネイプの最期の一言の意味がよくつかめず、何度も何度もその短い一言を読んだりして、でもいまいち分からなくて。それに死ぬだろうとは思ってたし…。
しかし今、スネイプの最期を思い出すだけで涙が更に勢いよく流れてきます。
33章、私にとって、最終巻の山場です。ヴォルデモートとハリーの決闘よりも何よりも、この章が一番重要だと思います。スネイプ贔屓だから(オイ)
下巻に入る前に、目次を見たときから、タイトルからして「ああ、スネイプの話なんだな」とは思っておりました。が、これほどまでに辛い話だとは…。
6巻を読み終えたとき、スネイプが、自分がヴォルデモートに話した予言で同級生が狙われるということが分かっただけでダンブルドアに寝返ったことを訝ってたんですが、なるほど、愛だったわけですね。
ダンブルドアに見返りを要求されたときの返答、ダンブルドアに守護霊を見せたときの一言、最期の言葉、何もかもがリリーへの深い愛情に溢れていて、いかにスネイプがリリーのためだけに生きてきたのかを物語っていました。
「永遠に」という一言にやられました。ああまた泣けてきた…!大好きだァァァ!!スネイプ大好きだァァァ!!

これまでの物語で、ハリーを陰険にいじめては楽しんできたものの、いつもハリーがピンチになると遠まわしに助けてくれていたスネイプ。ずっと、本心ではハリーを守りたいと思っているのだろうと推測していましたが、スネイプはハリーを守っていたんじゃなくて、「リリーの息子」を守っていたんですね。

33章は、読んでは涙を拭い、拭っては読んでの繰り返しだったので、他の章よりも時間をかけてゆっくり読みました。ティッシュを何枚使ったか…。
そしてあとがきでめちゃくちゃ泣きました。あとがきで一番泣くとか…!
「死んだ際に誰も涙を流さなかった」と書かれているのを読んで、初めてそのことに気づきました。
誰からも悲しまれなかったなんて、辛すぎる。死を看取ったハリーでさえも泣かなかった。スネイプがこれまでリリーへの愛だけを糧に生きてきたことを知ったあとでも、ハリーはほとんど何も感じてはいなかった。まあそれは、自分の運命を知ったことによる衝撃で他のことなんて後回しだったんだろうけど。
ダンブルドアなんて、「哀れ」としか言わなかったですからね。ダンブルドアは、唯一スネイプの本当の姿を知っていた人だったのに。ダンブルドアは最終巻ですっかりイメージが変わりましたが(そして勿論今も大好きですが)ここだけはショックを受けるしかなかった!
しかし誰からも死んだことを悲しまれていないということが、スネイプの閉心術が素晴らしいものだったということの何よりの証明に…ってそんなんで救われるかァァァ!!

とりあえず、最終巻といえばスネイプ、としか今は言えないほどにスネイプという存在の大きさを知った次第であります。

そしてここからはニヤニヤした編の感想ですが…(なんだそれ)
キングズリーやルーピンがラジオに出ているということが私を最高にニヤニヤさせました(笑)
ちょ、ルーピンがマイクに向かって軽快に喋ってたりとか妄想するだけで萌えが!半端ない!
ルーピンといえば、最終巻は色んな面を見せてくれて、そのたびに私を悶えさせました。
衝動的になってハリーをぶっ飛ばしたところはびっくりしたなあ…。ルーピンといえば穏やかで、優しくてーっていうイメージだったからね。それほど自分が狼人間だということは、彼にとっては何よりも重大なことなんだろう。あとトンクスや赤ちゃんも。
しかしトンクスとの話は、ルーピンは本当に積極的に結婚したかったのかと疑わざるを得ないほどに、トンクスからの一方通行みたいなイメージを受けましたが!(笑)
まあ積極的ではなかったかもしれないですね。勿論トンクスも赤ちゃんのことも愛していたけど、やっぱりどこかで狼人間という問題が引っかかっていたのかもしれない。しかし最終章ではテッドも幸せそうで良かったよかった!ところでテッドがキスしていたという女の子は一体どこの子かしら?ジェームズのいとこということは…?
ジニーの兄弟の誰かの子供ということで、ロンのところではない。ジョージかビルかチャーリーか…。ビルっぽいな。名前もそれっぽいし、何よりビルは確実に結婚してるんだし。
そうだよ、最終章!名前の付け方!ややこしい!(笑)
つまりジェームズが長男、アルバスが次男、リリーが長女ってことだよね?ちょ、子供の顔だけが偉人の顔になってしまい、なかなか話に集中出来ませんでした(笑)
アルバスは贅沢ですな。ダンブルドアとスネイプの名前両方をもらうなんて。つまりアルバス・セブルス・ポッターってこと!?
ハリーがスネイプのこと、あんな風に感じていてくれて安心しました。

とりあえずスネイプがたまりません。切なくて辛くて酷くて、最終巻では死んだ人はアレだけど、みんな戦いが終わって幸せを得たし、良い結果に終わったと思うけど、スネイプだけは…スネイプだけは全く報われてない気がする…。
とはいえ、これで長かったハリポタも終わってしまったんだなと思うと、妙にやりきれない気持ちというか。まだ終わってほしくなかったといいますか。1巻から読み直したい気もするし、しばらくはそんな気になれないような感じもするし…。とりあえずすごい作品でした。大好きだ!
…しかしスネイプ…!(号泣)(しつこい)
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