忍者ブログ

03

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
□    [PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

フェスタ12の1日目が終わりましたー!

なりけん→とにかく天然。イジられ役。
杉田→誰が杉田に司会を任せた。そして歌え!
モリモリ→久しぶりに「QUESTION」聞いたー!
たけぽん→たけぽん=花が定着してきた。かわいい。そして桜智の気持ち悪さが凄まじかった。かわいい。まだ桜智のキャラが定まってない感じ。かわいい。とにかくかわいい。
立花君→自分の見せ方をよく知ってる人だなと(笑)そしてまんまと萌える私。帯刀と桜智のやり取りが好きだ!
阿部さん→ツンデレ頑張ってた。
イトケン→賢雄さんや和彦さんがいなくて最年長が成田さんだからイトケンが仕切り頑張ってたww挨拶の最後が成田さんじゃなくてイトケンってww
岸尾さん→相変わらず秀逸なアドリブで楽しませてくれる方だなと!最下位おめでとう(笑)
日野ちゃま→なんという衛藤人気!
福―山潤→岸尾さんとふたりフリーダムだった。
英さん→好きいいいいい!!!

こんな感じでした(笑)
キャラソンは杉田以外全員歌って、今日しか出ない人は昼夜とも歌ったかな?てことは明日夕夜さんも昼夜…!キャッホーイ!
エンディングのラストにキャラが一人代表で挨拶するんですが、それも昼が金やん、夜が桜智だったから今日しか出ないキャラだったので明日は吉羅…!?期待!

ていうかパンフの吉羅の新コスチュームがもう!やっぱカッチリした服が似合いますね理事長!好き!

明日もめいっぱい楽しんできます!夕夜さんに染められてくる!(笑)
PR
□    会場販売CD
コルダキャラ2人を取り上げたCD。1人は衛藤でもう1人はイベントでご確認を!

だそうですが、…どうせ…どうせ吉羅じゃないんでしょう!?(; ;)ホロホロ
「疾走感と爽快感溢れるロックナンバー」とか…そんなん吉羅に歌わせて欲しいわ!!でもどうせ吉羅じゃないんでしょう!柚木あたりでしょうどうせ!!
コルダのグッズもさ…大概、全7種とかですよね…。夕夜さんいっぱいイベント出てくれてるのに…ひどいよね…!

しかし楽しみですわくわく!夜行バスに間に合うといいな!間に合わなかったら泣く!(笑)

フェスタ12、行かれる方はお気をつけて!一緒に楽しみましょうね!

…イベント行くまでに遙か5追加イベント終わらせたかった…。




コロコロと舌の上であめ玉が滑る。
パチパチと弾ける炭酸ソーダの爽やかな味が口内に広がって、とても美味しい。

「何を食べているのかね?」

ふと隣の運転席から尋ねられて、わたしは夜景の流れていく窓から左へと顔を向けた。
ちょうど大型レンタルショップの青い看板の眩しい光が理事長の端正な横顔を照らした。

「あめです。火原先輩にこの間いただいて」
「そうか。彼はよく菓子を口にしているようだね」
「新製品とか季節限定商品なんてあったら、まず買ってると思います」

理事長は迷いなくハンドルを切って車はわたしの家へと走って行く。
なんてことない会話。だけど、内容よりもっと大切で暖かな何かをキャッチボールしているような、そんな、別れ際の他愛ない会話。
理事長の声は淡々としていて、今もまたわたしの言葉に微かな笑みを浮かべ「まるで子供だな」と呟いた。
車内にはわたしお気に入りの弦楽器アンサンブルの曲が流れていて、クーラーの温度は少し高めの28度。
いつかクーラーが25度だった時に一瞬だけ寒さに腕を擦ったわたしに、理事長がさりげなく温度を上げてくれてから、車内はいつだって28度だ。
助手席のシートの位置もいつだって同じ。狭すぎず広すぎず、ぴったりだ。
乗るたびに、わたしに適した空間になっていく理事長の車。お礼を兼ねていつか一緒に掃除させて欲しいと言ったら迷惑だろうか。

「私にも一つ貰えないかね?」
「え?」
「その飴だ」
「あ、は、はいっ」

ひらりと理事長の手のひらが横から差し出されて、わたしは慌てて膝の上に置いていたカバンを開く。
そこでとある事実を思い出して、つい眉を八の字に描いた。

「どうしたのかね?」
「すみません…今わたしが食べているのが最後だったんです」
「そうか。それは残念だ」
「本当にすみません…」

火原先輩にはいくつか貰ったんだけど、もう全部食べちゃったんだった。ああもう…、どうして残してなかったんだろう。

「いや、君がそんな顔をする必要はない。それに……好都合だ」
「え?」

理事長の口角がゆるりと上がる。いかにも愉快そうな笑みと共に車が徐々にスピードを落としていって。
やがて交通量の多い大通りの脇へと一時停車された車。理事長がおもむろに自分のシートベルトを外したのを見てわたしは戸惑った。

「降りるんですか?」

理事長は悪戯な笑みを深くしただけで答えない。キーに手を伸ばしくるりと回して完全にエンジンを切った。
クラシックも冷房も切れて途端に静かになる車内。車のすぐ近くを走り抜けていったバイクの音がやけに乱暴に聞こえた。

「理事長…?」

尚も理事長は笑みを湛えたままこちらに上体を近寄せてきて、縮まる距離にわたしは背後のドアへとガタリ、逃げた。未だシートベルトに縛られたままの体に自由はさほどなく、ベルトが軋む。

「り、理事長っ、近いような、気がします!」
「そうだろうな」

あっけらかんと返され、理事長の左手が優しく右頬に添えられる。あめ玉がごろりと、緊張しきった口の中で転がった。
細くキレイな親指の爪先がつ、と下唇をなぞっていく感触がくすぐったくて背筋が震えた。

「…最後の飴、か」
「……?」
「まあ、お決まりはあえて外しておくとしよう」

理事長の言ってることが分からなくて首を傾げると頬に触れていた手があっさり離れていく。じわりと、小さくなってきたソーダの味が舌に広がった。
シートベルトが理事長の手によって手早く外され、ドアのロックが解除される音がした。

「好都合というのは、君とまだ共に居られる口実が出来たという意味だよ」
「口実ですか?」
「君をまだ帰したくないと思っていた。だから、少しコンビニにでも寄って行かないかね?」

理事長の指がこつんと、わたしの肩を越えて背中側にある窓を軽くつついた。
その先には大通りに面したコンビニが。

「その飴を買いに行きたい。付き合ってくれたまえ」
「…はい!行きます!」
「ほう、乗り気のように見えるが」
「わたしも、その、まだ一緒に居たいから」

窓の向こうに流れていく景色を眺めながら、ひっそりと抱いていたワガママ。理事長と一緒だったんだと知ると驚くほどに自然と唇から零れた。
――理事長も嬉しそうに微笑んだから、言って良かったんだよね?

「では行こうか」
「はい、理事長」

いつもよりちょっと遅い帰りになるかも知れない。お母さんに咎められるかも知れない。だけど少しだけ、寄り道をさせて欲しい。
いつの間にかなくなったあめ玉。
きっと十分後には新しいあめ玉を舐めているだろう。
理事長と二人で選んだ、甘いあめが。











fin.











イベントまでもう一週間ないー!と思ったら書きたくなった吉羅でした。お決まりのアレとはまあ、アレですよね。「最後の一つ?ああ、それならその一つを貰おうか」ですww

ああうああああイベント早く行きたいー!!夕夜を!私に早く夕夜を!(笑)
イベント行く前に遙か5の配信イベントも終わらせたいな。まだ青龍と朱雀と都しか終わってないよ!りょーまさんが凄まじくけしからんかったよ!


弓道部のなかなかハードな練習を終えて帰宅した俺は、キッチンの惨たらしい状況にドサリと重い荷物をフローリングに落とした。

「な…なんだ、これは…!」

コンロに置かれた鍋は何か茶色い液体が、おそらく煮込まれすぎたのであろうこびりついていて、コンロにはその液体が噴き出したのか汚れに汚れている。
まな板には元々の形状が分からないほどぶった切りにあった緑色の野菜が飛び散っている。包丁はどう扱えばこれほど痛ませられるのかと首を傾げるくらいに、刃が毀れている。
何を作ろうとしたのか、片栗粉らしき白い粉がキッチンいっぱいに振り撒かれていて、恐る恐る食器棚の持ち手を触ると、指先が白く染まった。

「一体どう暴れたらこんなに汚れるんだ!」

無人のキッチンだけど、誰かが酷い扱いをしなければこんなことになるはずがなく、両親のめったに帰らない有川家は俺と兄さんしか住んでいない。
そしてその俺が目を剥いて驚いているのだから、犯人は自然と一人に絞られる。

「兄さん…ッ」

キッチンにはめったに立たず、料理なんてそれ以上にしない兄さんだ。どうしてこんな暴挙に至ったのかは知らないけど、とりあえずは一喝したい。
制服のポケットに入れていた携帯を乱暴に取り出して、メモリーから兄さんを探してすぐに電話をかける。

『もしもし、譲か?』
「兄さん!!なんだよこれは!」
『は?これってどれだよ』
「キッチンに決まってるだろ!どんな調理をしたらここまで汚れるんだ!」
『………ああ、なるほどな』

俺の怒鳴り声に全く動じず、むしろおかしげに笑い声すら含ませて兄さんが呟く。
そんな態度が俺の神経を逆撫でするって、生まれた時から一緒にいるんだからそろそろ気づいてくれたっていいのに。

「兄さん…!」
『俺じゃねぇよ。アイツだ、アイツ』
「あいつ?』
『今日、家のカギ貸してくれって言われてな。何の目的かと思ったが、そういうことだったか』

兄さんがアイツと呼んで、抵抗なく家のカギなんて大事なものを貸せる人は一人しか思い浮かばず、俺はあんぐりと口を開いた。

「じゃ、じゃあ、これは先輩が…?」
『なんだよ、そんなにひでぇ事になってんのか?俺が帰るまでそのままにしといてくれよ。見たい』
「切るよ!先輩を探さないと!」
『おい、ゆず――』

兄さんの制止を軽く流して電源を押す。
先輩…!先輩、一体何が…!何があったんだ!?
いくら料理の苦手な先輩でもここまではならないはずだ。何かあったに違いない!

「先輩…っ!」

教科書の入ったカバンを足で邪険に蹴り壁に寄せながら、俺は兄さんとの繋がりを切ったばかりの携帯で次は先輩を呼び出そうとした。
その時、二階から微かな物音がして、俺は動きを一瞬で止めて耳をすませる。
あの京で、磨かれたのは弓の腕と、生死を懸けて戦う手段。どれほど小さな音だろうと鍛えられた耳が逃すことはない。
そしてそれは二階にいる人物も同じのようで、一瞬で気配を消し去ると吐息一つさえも零さずじっと静かにしている。

「…俺の部屋、だな」

音の聞こえた方角的に、俺の部屋だ。
俺はそこで必死に隠れている人を引っ張りだすべく、自室へと向かった。








「……ごめんなさい、譲くん」

俺が部屋に足を踏み入れると、ベッドの中で丸まっている先輩が蒼白な顔でひょっこり顔だけを覗かせた。
薄紫の滑らかな前髪を白い片栗粉が染めている。
しょんぼりと下げられた眉尻に、こっちを怯えて見つめてくる顔があまりに…可愛くて。
俺は心配よりも怒りよりも、微笑ましさから小さく笑ってしまった。

「…どうしたんですか、先輩」
「…晩ごはんと、ケーキを作ってみたくて」
「どうしてこの家で?」
「だって、譲くんに食べてもらわないと意味ないもん」
「俺に?」

先輩の意気消沈しきった声で紡がれた俺の名前に、心臓が跳ねる。何年も何年も好きだった人の声は他の誰と比べても特別で、俺の頬は緩むばかりだ。
先輩はゆっくりと上体を起こして俺をまっすぐ見据えた。

「だって譲くん、誕生日じゃない!」
「……え?」
「今日!」
「……あ、本当だ」

そういえば、教室の黒板に書かれていた日付はまさしく俺の誕生日だった。なんてぼんやり思い出す。
もそもそとベッドから抜け出てきた先輩はキャベツの切れ端やら油が点々と描かれたエプロンを着けたままだ。大方、調理の途中で絶望して投げ出したんだろう。現実逃避に選んだ場所が俺のベッドの中だったってことが、少し――いや、相当嬉しい。

「それじゃ先輩、俺のために料理を?」
「そうだよ。でもごめんね…。汚すばっかりで…」
「…いえ、嬉しいです。とても。すごく、嬉しいです」

じんわりと胸が暖かくなった。
やっぱり俺はこの人が好きだ。誕生日というこの日に、それを改めて胸に刻めて、俺は幸せだ。

「ほら、行きましょう。一緒に片づけて、一緒にご飯を作りませんか?」
「…うん!ごめんね、ほんとに」
「ごめんじゃなくて、他の言葉が欲しいですね」
「あ!…えっと、誕生日おめでとう!譲くん!」

満面の笑みで告げられた言葉が、何よりのプレゼントだと、この人は分かっているんだろうか。
さっきまでのしょげた姿とは一変して、軽い足取りで部屋を出て行く背中を追って俺も部屋を出た。
ひとまず片づけが終わって落ち着いたら、その時はとてつもなく不器用で、とてつもなく可愛らしい人をそっと抱き寄せてもいいだろうか。

「…兄さんが帰ってくるまでに、片付けばいいけど」




fin.





誕生日おめでとう譲ー!!
愛してる!!全力で愛してる!!
これからも愛してるー!!

譲×望美で、既に付き合ってる設定でした実は!
ガックンきたー!

なんかCMで「口説き成功率100パーセントのドライブテクニック!」ってあったんだけど!!それ吉羅に置き換えてもいいっすか!
楽しみだなぁドライブテクニック!
忍者ブログ/[PR]

Template by coconuts
カレンダー
02 2025/03 04
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
リンク
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[07/20 霜月]
[06/19 霜月]
[05/20 霜月]
[03/21 霜月]
[03/11 霜月]
最新記事
最新トラックバック
プロフィール
HN:
氷河心
性別:
女性
バーコード
RSS
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
アクセス解析