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□    太陽と月
みーしゃさんの曲で「Always」という曲があるんですが、それがかなでと律の曲だと思いました。ひなちゃんが律に歌ってる的な。
あと同じくみーしゃさんの…なんて曲だっけな、「恋唄」?それは何となく土岐→→→←かなでソングかな?と。これはあんまり共感はされないかも(笑)ほんとに何となくです!
最近シェリルの「ノーザンクロス」が冥加の曲に聴こえて仕方ありません。もうホント冥加をどうにかして!私の脳から立ち退いてくれない!
あとあとひらいけんさんの「POP STAR」が大地先輩ソングに聴こえて萌えてます。あれ歌われたら死ぬ。

時間があったらサイトを大改装したいです。なんか、もっとちゃんと可愛くしたい!
どんだけ工夫されてないんだってくらいに単純な作りのサイトなので…。
でも素材とかお借りする方法がよくわからないし…サイトが重くなるのは嫌なんですよね。
うーむ。そもそもそういうセンスがないのが致命的!誰かサイト改装してくれませんかー300円あげるから!(笑)

そうだ、トロワ!
ジュリアスとティムカをエンディング迎えました!
エンディングは美麗ムービーなのですが(ほんとアンジェシリーズはムービーが綺麗だ)、ティムカにやられた…!!
普段敬語で礼儀正しいキャラが、不意に強気になるとギャップにときめきます。ていうかティムカってよく見たらめっちゃ美形ー!!私の好きな黒髪だし!!
ティムカは頬キス、ジュリアスは肩を抱くのみでした。ちょ、クラヴィスとか見つめ合うだけで終わっちゃうんじゃ…。
あとエンディング迎えたいのはオスカーとルヴァ、エルンスト、クラヴィスくらいで、他はついでプレイでいいかなと(笑)
だってこのゲーム長い…。115日も活動期間いらないよ!最後らへんはもうやることなくてぶらぶらしてた!
とりあえずついででランディ、オリヴィエもオトしたいところだ。
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昨日アバターを観てきた影響か、理事とマシンガンのコラボを妄想して萌えてます(笑)
マシンガンっていうのかな…なんか大きい銃。両手で持ってやっと…みたいな。いや小型銃でも似合うのではないだろうか理事なら!でも最遊記の三蔵みたいな銃じゃなくて、なんていうのか、トカレフみたいな形の銃の方が似合う気がする。マフィア的な(笑)
いやいっそバズーカでもかっこいいよ!理事ならなんでもいい!(笑)
あ、アバターは素晴らしかったです!3Dは最初酔いましたが、すごい映像だった!
一緒に行った友達は「自然ってすごいね」としか言ってなかった(笑)なんと月並みな感想wwだがその通りだww
多分DVD買います。

話は変わりまして、岩長姫とムドガラをクリアし遙か4コンプしたので、最近はアンジェリークトロワをようやくプレイしてます!
ネオアンジェの舞台になっているアルカディアを救う話?らしいです。
オーロラ、銀の大樹、雪祈祭、夜想祭、天使の広場などなどネオアンジェプレイ済みな私が思わずニヤリとするワードも出てきたり。普通はネオアンジェをプレイしてニヤリとするんだよな、ゲームの出た順序的には!
プレイ1周目の今回、特に誰狙いというわけでもなく来る者拒まずプレイをしていたら結果的にジュリアス、オスカー、ルヴァ、ティムカの四股になっています。スチル有イベントはほぼジュリアスと過ごしているので一応本命はジュリアス様。
ルヴァはちゃんと本命としてオトしたいので深入りしないよう注意してた、んだけど…我慢出来なかった!(笑)
ていうかオスカーの男前っぷりが異常です。ネオロマキャラで一番かっこいいのはオスカーなのではと思い始めるくらいにかっこいい!
コレットは可愛いわレイチェルは有能だわ、リモージュも美人さん!もちろんロザリアも!あと美人といえばセイラン(笑)

アルカディアの一部を育成していくんですが、その育成地の名前を「アキヒコ」にしたら色々と面白いことになりました(笑)
アキヒコと名付けたときのレイチェルの台詞がww
「アキヒコ…確か“荒野”って意味があるんだよね」

いえ、ありません(笑)
守護聖様方がそのお力を示すときに「アキヒコに僕の力を送るよ!」みたいな台詞を言うのが常に面白いです。守護聖様のおかげでアキヒコはすくすくと育っております。

さて、そろそろアルカディアを救ってきますー!
なんと今日明日と二連休になったので、今日はひとりでふらふら買い物に!ひとりショッピング大好きです!(寂しいなんて言わないで)
コルダ3メモリアルブック入手ー!!アニメイトに売ってなくてびっくりした。
帰宅後すぐに読んだのですが、攻略可能キャラ全員の描き下ろしイラストだけで買って良かったと…!!!
キャラがそれぞれかなでちゃんに捧げる花束を持っているのですが、もう、あの…冥加サンが…(爆笑)
いやあの、あまりに冥加が冥加ってて(どんな動詞)見た瞬間に本放り投げました。ウケて。その後二、三回それを繰り返したあとようやく直視(笑)
あまりにその冥加が気に入ったので写メって待ち受けにしました(笑)
こういう冥加が大好きです。

あとそのイラストは律、東金、土岐、火積にやられました!東金は本の帯にも載ってるので買わずとも見れますよー。
火積に一番萌えた。そして案の定土岐が一番セクシーでした。さすがセクシー担当!
当然ながら本命の大地さんを期待してたのですが、まあ大地さんは普段から花束を持っていても何の不思議もないキャラなんで普通だった(笑)同じ理由で新も普通。
まあとにかく冥加でした。冥加と花束のコラボは危険!要注意!

他にも色んな設定が明らかになってて楽しかった!

↓色々と引っかかった部分↓

・律の内面=「思考はスローで仲間たちとの会話では考えてる間に話題が変わってしまい、ついていけてないことがある」…可愛すぎる!!
・大地先輩の特技がエロく感じたのは私だけですか?(=包帯を巻くこと)
・八木沢の好物がカツサンド…だと…!?恩師の教えだろ!
・新の性格ww自分に分からない話題だと割り込むのに、逆の立場だと邪魔されたくないとかwwわがままww
・更に「人に嫌われるということを考えたことがない」とか新おまえー!
・東金と土岐は幼稚園からの知り合いらしい。
・しかも互いに独りぼっちだったらしい。東金から土岐にちょっかい出し始めたってのは予測出来るけど。
・東金さんは女心に鈍感なんだとかwwかわいいなおまえ!
・冥加が17歳ってことに今更だけど驚いた。
・御影さんの特技wwセスナ操縦ww
・なんかもう芹沢が全体的にかわいそうな感じ。
・阿蘭が16歳ってことに今更だけど驚いた。律の2歳下…だと…!
・冴香姉さまのストッキングー!セクシー!
・相関図で大地と土岐がお互いにライバルだと認識していたことにびっくりした。響也とハルも互いにライバルらしい。
・てか東金さん…芹沢は部下じゃなくて後輩でしょうが!(笑)
・律はとにかく美形さにこだわって作られたらしい。まあコルダ3で一番美人さんだよね!
・律=ラブコメ担当(笑)
・当初は律じゃなく大地がメガネ担当だったらしい。その名残でいつかメガネかけてくれないかな…!
・八木沢のメイキングページで「地味」という単語が4回、「シンプル」という単語は3回出てきました(笑)ちなみに「個性がないのが個性」らしい(笑)
・元々律と冥加はひとりのキャラだったらしい!分裂してくれて良かった!

他にもスタッフさんの話では様々な裏話が聞けて楽しかったです!最初は戦国武将の名前をあてがってたとか(笑)ちなみに東金は伊達だったらしい。
スタッフさんのインタビューを読むと、コルダ3をより好きになれた気がします!学校やキャラが作られる過程とか、面白いですねー。

これは買って良かったなと思いました!寮の内部とか良い資料になるし!
神南って東灘にあるんだな。近い(笑)

早くイベント配信始まらんかなー。いつからだっけか。

ちょ、コルダ3のメモリアルブック?設定資料集?もう出たのか!!買わねば!!
てかあの…東金にお兄ちゃんが二人もいるってホントですか…!柚木ポジションか!兄二人に花を持たせなければならないポジションか!?…東金に限ってそんなことはないな。
そういえば、ひなちゃんって律のこと「律くん」って呼んでるんですね。そういえばひなちゃんがみんなのことをなんて呼んでるかって知らないな…。
勝手に考えてたのは、「響也」「律」「大地先輩」「ハルくん」「八木沢さん」「火積さん」「新くん」「東金さん」「蓬生さん」「冥加さん」「天宮さん」「七海くん」でした。蓬生は、普通に考えたら「土岐さん」かなって思うんだけど、土岐が初対面の時に蓬生って呼んで、みたいなことを言ってたので名前で呼んでるのかなと思い。
そうか…「律くん」か…可愛いじゃねえか…!(萌)

そうそう、最近は冥ひなを読み漁ってます。素敵な冥ひなを書かれるサイト様を発見してしまったー!!
冥加って可愛い!ツンツンで高圧的で偉そうなんだけど、結局ひなちゃんには強く出れないの!なんたって七年も片思い!
冥加書きたいな。でも冥加はオリジナル主人公じゃ書けない気がする。ひなちゃん以外に興味を持たないよね絶対。
あ、冥加とひなちゃんの恋愛には、彼の妹君とアンサンブルのメンバーのA君の協力が不可欠です。じゃないと到底発展しないと思う(笑)

とか言いつつ最近は遙か4をプレイしてるので遙かブームです!
今は終章の途中までやってるので、あと少しでクリア!これで岩長姫とムドガラもクリアで、ようやく全員攻略終了であります!
そのあとはサティ夢を書きたいのでちゃんと知識をつけておこうと、サティルートを再プレイしようと思います。それが終わるころには、コルダ3のイベント配信も開始してるだろう!楽しみすぎるー!!
神戸に行くらしいですね!歓迎!大歓迎です我が地元!!

全然話は変わりますが!
明日は父親と二人でご飯を食べに行くのですが、二週間ほど前から予定を立てられていたことや、昨日に「日曜はしっかり行けるか」という確認があったことや、母親を誘ってないあたりから、何か重大な話をされる可能性が高いので今から緊張しています…!
予想では、新しい彼女が出来たとかいう報告ではなかろうかと。
うちんちはなんか変にややこしくて、父親の所有する家に、既に離婚している母親と私の妹が住んでいて、父親自身は仕事の関係上大阪に住んでいるのですが、最近その父所有の家を売ろうかみたいな話をしているらしい。
まあ離婚した母親が住んでるのもおかしな話だしなー。ただその家を売ると、私にとって「実家」という家がなくなる!それはちょっと寂しいぞ。
母親と妹はどこか小さい家を借りて住み、父親は大阪で新しい彼女と住んだりするのかなー。
ああ…やばい緊張する!そんな話だったらどうしよう!!
父親が決めたなら、応援してあげたい、けど!
父親も母親も、私や妹のために自分を犠牲にする必要はないと思うんだよね。二人とも好きな人が出来たなら、自分の幸せのための選択肢を選んでほしい。親が子供のために生きる必要は、ないと思う。
まあ私は成人してるし!ただ妹はまだ未成年なんだし、ちょっと危うい子なのでしっかり見ていて欲しいとは思うけど。
本音を言えば父親が母親以外の女性と連れ添う姿なんて見たくないし、母親に彼氏が出来た時は、それはもう死にたくなるほど辛かったですが、その時から二年くらい経った今となっては、ちょっとだけ私も大人な見方を出来るようになったと信じたい。進歩しているに違いない、私だって。
大丈夫。もし父親に新しい彼女が出来ていても、笑って認められるはず。…いや、笑っては無理かもしれないけど、でも認められるに違いない!
まあその人を新しいお母さんだなんて絶対に言えませんが、父親がその人といることで幸せなら、私にそれを阻む権利なんて微塵もないわけで。

とか色々、数日前から考えてたりするんですが、そんな話全くなかったら笑える(笑)
ただ二人でご飯食べたかっただけとかだったり。そうだといいんだけど。

なんか考えてたら気がめいってきたので、ちょっと2525してきます!(笑)

土岐夢です。名前変換無しで、ゲーム主人公設定。
甘い…かな…?









陰る事を知らない太陽がじりじりと肌を焦がすのを不快に思い、土岐は眉を寄せる。
その瞬間にヴァイオリンの音が乱れ、隣で弾いていた東金が演奏中だというのに徐に楽器を下ろした。
溜め息を吐く東金の様子に土岐一人で演奏を続ける訳にもいかず、また東金の要望通りに演奏出来なかった自分に非があるのも重々承知。
土岐は申し訳なさに胸を重くしながら同じく楽器を下ろした。

「千秋、」
「今日は特に暑い。それにぶっ通しで練習しちまったしな。そろそろ休憩にするか」
「…堪忍」
「気にするな。芹沢、蓬生に冷たい水でも買って来てやれ」

暑さにやられた、というのもあるが体調の崩れやすい土岐はやはりスタミナも不足しがちだ。
東金はそんな土岐に気を遣い休憩を口にしたのだろうが、本人は再び楽器を構えソロ部門決勝の課題曲を奏で始めた辺り、まだ体力に余裕があるらしい。
…足を引っ張っている。だが無理をして演奏を続けた所で、さっきのようにミスを出してしまうに違いない。
ここは東金の優しさに甘え休ませてもらおうと、土岐は楽器を片付け近くの木陰へと移動した。
疲れを自覚した途端に足元がふらつき始め、目に映る全ての光景が薄く陰ったように見える。
これは思っていた以上に暑さにやられていたようだと、弾む息を整えながら草むらに腰を下ろした。
東金の澄んだ、それでいて甘い音色が耳に触れる。より聴こえるよう、土岐は視覚を封じた。
…思えば、東金と練習を始めてから二時間は経っている。
昼食も東金や芹沢、神南の部員達と同じだった上、午前中には何故か至誠館の部長と音を合わせたりなんかして。

――今日は、他人と居すぎた。

楽しくない訳ではない。東金や八木沢らが嫌いな訳でもない。ただ、誰かと時間を共有するのが酷く疲れるだけで。
普段なら誰かと過ごした後は五分でも十分でも一人で静かに休み充電する所だが、今日は間髪なく誰かと居た気がする。
ああ、だからこんなに疲れているのだろうか。土岐は自身のヤワな体力にふっと自嘲を零した。
東金は未だヴァイオリンを奏でている。…ふと彼が羨ましくなった。
他人と居ても苦痛にならない気分とはどんなものなんだろうか。むしろ東金は他人を寄せ付けてしまうタイプだ。土岐にはとても真似出来そうもない。

「副部長、水です」
「ん…ありがとうね」

ふと芹沢の声が近くで聞こえて目を開く。
芹沢はすぐ側に立ってペットボトルを差し出していた。それを受け取りながら、こめかみが鈍く痛む事に軽く息を吐く。
自分の領域に他人が入り込んでいる事への異物感が、土岐の体を苛む。
頭痛も鳥肌も嘔吐感も目眩も、全てが精神的苦痛からきているのだろう。…眠ってしまいたい。誰も居ない暗がりで横になってしまいたい。
涼しさを与えてくれる安らかな夜が、恋しい。

「…副部長?顔が真っ青ですが、大丈夫ですか?」

芹沢が不安げに顔を覗き込んでくる。心配をしてくれているのだと分かってはいても、正直早くどこかに消えて欲しい。
誰かが自分の隣に居る。自分に話しかけている。自分を覗き込んでいる。…耐えられない。

「平気やから、あんたは東金にも水渡してきたらええよ」
「ですが…」
「俺はほんまに平気やって」

つい乱暴に吐き捨ててしまい、すぐに大人気ない自分に嫌悪感が込み上げる。だがすぐに謝れる程頭は冷えておらず、そんな余裕もなくて。
とにかく、今すぐひとりになりたいのだ。

「芹沢!水渡したらさっさとこっち来い」
「東金部長…しかし…」
「この俺がさっさと来いと言ってるんだが?」
「…分かりました」

渋々ながら芹沢が東金の元へと駆けて行く。遠くなる背中にほっと安堵の息を吐いた。
他人の気配が周りから消える。相変わらず東金のヴァイオリンは聴こえるし、蝉の鳴き声も騒がしいけれど。
それでも今、土岐と繋がっているものも繋がろうとしてくるものも何ひとつない。とても清々しい気持ちだ。
額に冷たいペットボトルを当てながら、いつしか土岐は浅い眠りに落ちていた。






「蓬生さん」

耳元で朗らかな声が聞こえ、ふわふわと夢と現実の狭間に漂っていた土岐は反射的に目を開いた。

「わっ。すぐ起きた」
「…なんや、びっくりした」

すぐに目を覚ますとは思っていなかったのか、目と鼻の先にあった少女が目を丸くしながら離れた。
彼女の柔らかな髪先がふと頬を掠め、ほのかにシャンプーの香りか何かが土岐の鼻をくすぐる。
たったそれだけのことで、心臓が過剰反応した。
今までそれなりに交際してきた女子達には一度たりとも弾まなかった胸が、どうして今だけ。…正確にはどうして、彼女にだけ。

「大丈夫ですか?東金さんから、具合が悪いみたいだから様子を見て来いって言われたんですけど…」
「千秋に言われたから?それだけ?」
「へ?」
「あんたは心配してくれてへんの?」

不思議なものだ。さっきまであれだけ他人と時間を共有する事に辟易していたのに、今は少しでも彼女の声を聞いていたいと思ってしまう。
もっと話して欲しい、もっと見て欲しい、もっと傍に来て欲しい。
こんなに欲深な人間ではなかった筈なのに、彼女の事となると際限なく貪欲になってしまって。
少女は目をぱちくりと瞬かせたあと、花開くように笑った。

「もちろん心配ですよ。蓬生さん、すごく静かに寝てるから最初は寝てないのかと思ってたけど」
「なんや、俺はイビキかきながら寝てそうやとか思ってたん?傷つくわぁ」
「ち、違いますよ!そうじゃなくてっ」

ほんの冗談にも真剣に慌てる少女の素直さが、愛らしくもあり眩しくもある。
見たまま聞いたまま感じたままを表情に出す彼女は、一緒に居てとても心地良い。
ぺちゃくちゃと余計なお喋りもなく、だからといって苦痛になるような静寂もなくて。
まるで彼女は自分と共に居る為に存在しているのではないのかと、馬鹿な事を考えるくらいに土岐は彼女を特別に思っているのだ。
彼女が土岐をどう思っているのかは分からないし、頑張り屋な少女を特別に思う男も土岐だけではないのだが。
彼女の柔らかそうな薄い色素の髪をそっと撫でた。予想に違わず柔らかい。

「怒ってへんよ。あんたをからかうんは楽しいからついつい…。堪忍な」
「怒ってないならいいです。からかうと楽しいっていうのもよく言われるから慣れました」
「…まあ、あんたがそれでええならええんやけど」

やはりどこか抜けている彼女は、未だにこにこと微笑んでいる。可愛いと口にしそうだったが、それは飲み込んだ。本当に心から可愛いと思ったから、音にすれば途端に嘘っぽくなりそうで。
今、彼女という存在が自らの領域に入っているのに、感じるのは異物感ではなく幸福。
簡潔に言えば彼女を気に入っていて、だがそれを自覚したくなくて。
彼女に惹かれれば惹かれるほど自身の脆さをさらけ出している事に気付いている土岐が、今以上情けない姿を見せたくないと思うのは当然の帰結だ。

「普通に話せるみたいですし、蓬生さん、元気ですね」
「病人扱いは嫌やわ。ちょっと疲れたから休んどっただけやねんで」
「ひと安心です。それじゃ東金さんに伝えて来ますね」
「………待って」

立ち上がる少女の細い腕に縋るように掴んで引き留めた。
不思議そうに首を傾げる彼女に、傍に居てもらえる理由を考えに考え抜いて、そして。

「…行かん、といて」
「蓬生さん…」
「あとちょっとでええから、俺の隣におって」

無様にも、上手い理由など何一つ浮かばなかった。何故彼女と向き合っていると余裕がなくなるのか。
少女は少し面食らったあと、静かに隣に座り直した。
そして彼女を引き留める際に上体を起こしていた土岐の頭をぽんと、子供をあやすように叩いて。

「はい。居ます」
「…あかんね、なんや、思うてた以上に弱っとるみたいや。甘えるなんて恥ずかしいわ」
「そうですか?いつも通りですよ。蓬生さんは甘えん坊だもん」
「…そう、か?」

酷く驚いて彼女に尋ね直すも、相変わらず土岐の頭をなでなでしている少女は頷き返すのみ。

「…甘えん坊やなんて言われたん初めてやわ」
「あれ?じゃあ私の勘違いかなあ」
「いや、あんたが言うならそうなんやろ。あんたとおる時が一番、…自然体やから」

遠回しに特別な存在なのだと主張してみた土岐の気持ちは勿論届かず、少女はそうですかとふわふわ笑っただけだった。







fin.




ただ土岐が甘えん坊だと主張したかっただけです。
東金は、ひなちゃんに頭を撫でられてる土岐を見て安心してたらいい。「あの蓬生が心開きかけてやがる!良かった良かった」的な。あれ…お父さんポジション…?(笑)

まあこんな光景を見たらすぐさま大地さんは邪魔しに来るでしょうがね!
ひなちゃん書いたの初めてか?ひなちゃんは天然さんで、さらっと悪意なく失礼なこと言いそうな感じ(笑)
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