漆黒の夜空に高々と打ち上がる花火。
色とりどりの鮮やかなそれに、集まった何万人もの観客が何度も何度も歓声を、感嘆を、感動を漏らす。
だが、私にとってそれらは、花火も含めてだが、隣にいる彼女をより楽しませる為の単なる材料にしか過ぎない。
この騒然とした人混みの真っただ中で、花火大会の進むにつれ高揚感の膨れ上がっていく雰囲気を楽しみたいならば、この場所で。
花火の低く弾ける音のみを楽しみたい。静かに、ゆっくりと、と彼女が望むならば、それに適した場所へ誘うだけだ。
そして今日は、彼女が前者を望んだから、私はこうして夜空を楽しそうに見上げる彼女と共に、会場へと足を運んでいる。
「わー…っ」
夜空に咲く派手な花に興味はない。
ただ、至極楽しそうに笑む愛しい人の瞳の中に咲く、小さな花を見ていられたら、それで。
白い頬を明るく照らし、黒い瞳を彩って、涼やかな浴衣に風流を添える、単なる材料。私にとって花火とは、その程度のもの。
だが、君にとっては違うのだろうね。だからこうして、可愛らしく歓声を零す君を抱き寄せず、手を繋ぐのみで我慢している。…君はそんな私の努力を、おそらく一生知らないままだろうが。
「キレイです…ッ!きれいですね、理事長!」
時折私を見やって、すぐに空へと視線を戻す様子に、私がどれほど妬いているかなど考えもしないで。
――さて、君は気付いているのだろうか。
「ああ…綺麗だ。何よりも、誰よりも」
私の目が、君しか捉えていない事を――ね。
今日、地元で大きな花火大会がありまして、これは書くしかないなと。まあ超短文ですがね!
とととととととところで!!!
さっきネオライの優先販売に申し込んだんですがねチケットを!
会場限定販売CDのとこに「白虎」ってあったんですけどォォォ!!!!桜智&帯刀っすか!?早くもデュエットフラグですか!?あああああ今回1日目そろうもんね二人ィィィ!!!
あああ気になる…!気になりすぎて眠れない…!!
帯刀さんがひたすら歌って、ちょいちょい桜智が合いの手でキモチワルイ囁きを入れるとかそんなんでお願いします(そんなんでいいのか)
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